2019.06.23 01:00effort 努力「清流無間断」清らかな水は絶え間なく流れており、たまり水では澱よどんでしまう。不断の努力が必要。まずは、続けることが大事ですよね。" Seiryu Mukandan "L'eau pure coule constamment , Dans l'eau accumulée, ell...
2018.11.25 01:00Four ouvert 炉開き炉開きは、白玉椿と決めてらっしゃるそうです。なんだか素敵。そして、織部(おりべ)、伊部(いんべ)、瓢(ふくべ)の三部。今日は、お茶菓子が「おりべ」。織部焼の特徴、緑色のぼかしで釉を見たて、井桁(いげた)や梅などの焼印を配したものです。上用饅頭は手で割ってもよいそうです。覚えられる...
2018.10.28 01:00Il expose tout ... 山雲海月情掛け軸は、「山雲海月情」。すべてをさらけ出す…ススキを眺めてると、ちょっと、もの悲しいような。そして、菊トリオ(菊、秋明菊、野路菊)。「照葉」鮮やかな紅葉のお茶菓子でした。Sur le rouleau suspendu, il est écrit " Sanun Kaigetsu...
2018.09.23 01:00Saison d'automne 秋「掬水月在手」手で掬った水面に月が映る。手の中でゆらゆらと揺れる月を眺める、そんな時間が持てたら。お茶菓子は「秋の香」。ふわふわの柔らかいお餅で「松茸」。まだまだ秋とはいえない陽気ですが、松茸を見るとすっかり秋の気分になりますね。«Mizu wo Kikusureba Tuki ...
2018.08.26 01:00le nuage blanc 白雲白雲 自去来「青山元不動 白雲自去来 」の下の句です。雲が次から次へと去来しても、 山は元の姿のままそこにある。白い雲は、煩悩や妄想を表しているそうです。思いもよらない意味に、思わずため息が出ました。お茶菓子は、「水遊び」。先月の茶菓子が寒天の中に入って、さらに涼やかに。ただ、取...
2018.07.22 01:00Le poisson rouge 金魚掛け軸は「祭囃子」。ちょうど祇園祭の時期でした。いつか間近で見てみたいなぁ。「水遊び」金魚は夏の風物詩ですね。涼やかな気持ちになるので、不思議です。C'est un Musique du festival «Maturibayashi» qui est dessiné sur l...
2018.06.23 01:00Hortensia 紫陽花掛け軸は「雨後青山」。茶花は、紫陽花。新緑の季節、何もかもが輝いて見えますよね。お茶菓子は「初夏」。枇杷の実ですね。子供の頃、お稽古の帰り、お庭の枇杷の実を頂いたことがありました。美味しくて、ビックリ。懐かしい思い出です。«Ugoseizan» Après la pluie, l...
2018.05.27 01:00Campanule 蛍袋掛け軸は、「薫風自南来」。茶花は、「蛍袋」。子供が花の中に蛍を閉じ込めて、眺めていたとか。明かりが外へ透けて見えるんですね。英語では「bellflower(鐘の花)」。名前の由来は様々ですね。お茶菓子は「きりしま」。ツツジの一種です。あっちこっち向いてますね。合ってるのかな?Ro...
2018.04.22 01:00Toryumon 登竜門山芍薬を活けた花入れの持ち手、鯉なんです。「急流の滝を登りきった鯉は、天まで昇って龍になる」さりげなく登竜門。お茶会を愉しめるようになるには、まだまだ時間がかかりそう。お茶菓子は、花車。こんなにツツジがあったなんてと思うぐらい、あちこちで満開ですね。Poignée de cont...
2018.03.25 01:00L'eau du printemps 春の水お軸は「桃花笑春風」そして、曙椿の柔らかな色合いに春の訪れを感じますね。お茶菓子は「春の水」桜の花弁がふわっと舞い降りて、水面を揺らめく。その場所にタイムスリップしたかのように、ぐっと引き込まれました。残念なのは、現代建築の性なのか花瓶の壁掛けの横に電気のスイッチが…。チラチラ目...
2018.02.25 01:00Prune enneigée 雪中梅掛け軸が少し歪んでるような···。花入れにピッタリ収まった白玉菊、なんとも言えない可愛らしさ。お茶菓子は「雪中梅」。前回と同じ命名ですが、雪の下に隠れていた梅が顔を出し、うっすら雪を被る程度に、粋な計らいですね。Il semble que le kakejiku est légè...
2018.01.28 01:00Scène d'hiver 冬の情景水仙は袴ごと摘むと、葉と花がバラバラにならなくていいですね。今回はそのまま活けちゃいました。棗に、羽子板と羽根が描かれてました。羽根つきは一度も経験したことないですが、何だか懐かしい感じが…。お茶菓子は、「雪中梅」。梅の赤と雪の白、雪の下に覗く梅の情景が浮かびます。梅餡に淡雪のよ...